学校のウリ(特色)づくりワークショップ

こんにちは。コアネット教育総合研究所の松原和之です。

もうそろそろ8月も終わりに近づいているのに、まだまだ暑い日が続きそうですね。

さて、昨日、ある学校でウリ(特色)づくりワークショップを行いました。
学校の幹部の方々にお集まりいただき、2時間半程度の討議をしました。

学校のウリは、「教育理念」と「社会のニーズ」と「リソース(資源)」の交わるところにあります。
教育理念は学校が「やりたいこと」です。社会のニーズは学校が「やるべきこと」です。そして、リソースは学校が「やれること」です。
この3つの「や」が揃ってはじめてウリになります。

社会が求めていることだけをやっても仕方がありません。しかし、理念ばかり掲げて、世の中が求めていないことをやってもウリにはなりません。できないことを掲げるのはもってのほかです。

ワークショップでは、まず教育理念とニーズが重なる部分を参加者全員で考えました。
そして一方で、いま学校で行っている教育(できること)で特徴的なものを挙げて、その共通点を探っていきました。
そして、それらを重ね合わせて、学校の新しいコンセプトストーリーをつくり、そのストーリーに特色となる具体的な教育活動をプロットしていきました。

学校のウリは、私学の生命線です。建学の精神を受け継ぎつつ、社会に求められる人材を育てる教育を行うことは私学の根本といえます。

あなたの学校でも「ウリづくり」やってみませんか!?