戦略実行に障害が無いなんて無い!

こんにちは。コアネット教育総合研究所の松原和之です。

今日、先日の管理職研修にご参加いただいた先生の学校を訪問しました。
実は、管理職研修では、最後に宿題を出したのです。
「今日学んだことを実際に自校に当てはめて考えてみる」という課題です。

今日、訪問した学校の先生は、きちんと宿題をやってくださっていました。目標を立て、課題を抽出し、戦略を策定し、実行にあたっての障害となりそうな点を挙げるというのが課題の中身です。
書いてくださった宿題を説明していただいたのですが、先生曰く「実行にあたっての障害が思いつかないんです」と。

そこで私は言いました。「実行にあたって障害が思いつかないなら、すぐ実行すればいいじゃないですか。
その戦略で本当に目標が達成できるのですか? それなら、目標が低過ぎるのではないでしょうか。
もしくは、戦略を実行しても目標が達成できない、つまり戦略が間違っているのだと思います」と。

聡明な先生は、私の言いたいことを直ぐに理解してくださりました。
そして、その後、1時間以上にわたって戦略オプションの議論をしました。

研修は半日でしたが、こうやって宿題を実行してくださり、それを題材にして議論できたので、だいぶ実りあるものになったと思います。
これからも、実践に活きる研修をやっていきたいと思います!


ところで、写真は、その学校からの帰りに撮ったものです。
田んぼの真ん中でみんなで手をつないでラインダンス!
かと思いきや、一列に並んだカカシでした。これじゃ、スズメも近寄り難いですね(^o^)