やはり、教育の本質で勝負しましょう

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

「ああああー、長崎は今日も雪だったー♫」
ということで、地元の方も「今日は珍しく寒い」というぐらいの冷え込みの日に長崎に行ってきました。日本海に面している福岡に比べると、長崎は雪が降ることは少なく、珍しいそうです。

長崎のある学校に伺ったのですが、首都圏や近畿圏とは違う地方都市独特の学校のあり方や広報の難しさがあるようです。
その学校の副校長先生は、以前は大阪にいらっしゃったとのことで、大阪と長崎の違いについて色々と教えてくれました。
その中の一つの話をご紹介しますと、やはり世間が狭いということです。長崎は大きな都市ですがそれでも東京や大阪と比べると人口も少なく、クチコミがすぐ広まるのだそうです。
それも、良い話より悪い話がすぐに広まるとのこと。例えば、出口実績が悪い場合、いくら表面上を取り繕っても直ぐにバレるし、その噂が定着するのだそうです。

東京であれば、学校はたくさんあり、受験生も対象年齢になるまで学校の名前など知らず、受験が近くなってから始めて学校選びをします。学校の噂や評価はその時その時のものですから、広報努力で挽回可能です。しかし、地方都市では、学校の評判は誰もが知るものになってしまうのでしょう。
だからこそ、学校の中身勝負なのです。良い教育をして、良い成果を出せば、自然と生徒は集まる。「本質が良ければ広報部なんていらない」と当校の理事長先生もおっしゃっていました。

私たちも近年、地方都市にある学校のお手伝いをさせていただくことも多くなりました。やはり、本質勝負で臨んでいきたいと思います。

いま帰りの飛行機の中です。「飛ぶ」という本質勝負で色々なサービスを削っている新規参入航空会社も頑張ってほしいですね。でも、私は飛行機の中で落語を聞きたいので、機内オーディオのサービスは付けておいてください、ソラシドエアさん!



私が乗ったソラシドエアは上の写真。昔のスカイネットアジアのデザイン(下の写真)の方がカッコ良かったなー。