学校を大好きになること

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

首都圏の私立中学校入試はひと段落しました。この週末には、入学予定者のオリエンテーションを行った学校も多かったようです。

私も都内の某女子校の入学予定者オリエンテーションを見学させていただきました。
校長、教頭、教務部長が、中学生になるにあたっての注意事項を述べることが主旨でしたが、合間に吹奏楽部やダンス部の演技が見られたりして、とても楽しい会でした。
辛い受験勉強と厳しい入学試験を乗り越えてきた受験生たちに、学校としての歓迎の意を表する心温まるイベントとなりました。

校長先生の挨拶の中では、中学生になったら守ってほしいこと10カ条を挙げていらっしゃいました。中身は、挨拶すること、遅刻しないこと、など基本的なことをおっしゃっていましたが、「当たり前のことを当たり前に出来るようになることが大切だ」という校長先生のお言葉に象徴されるように、基本的生活習慣を身につけさせることが第一歩だという学校のお考えがよく伝わりました。

校長先生は、学校に楽しく通うことが一番大切だと明言し、学校に楽しく通うために必要なことはたった一つだとおっしゃいました。何だと思いますか?
それは、「学校を大好きになること」だそうです。

入試を経て入学が決まりますので、第一志望で入った子もいますが、第二志望、第三志望で入学した子もいます。必ずしも熱望して入ったわけではありません。それでも、入った学校が一流校だと思って大好きになることが大事だと、私も思います。

入学を決めた生徒と保護者が初めて集うオリエンテーション。これからの6年間の学校生活のスタートラインです。温かく迎えられた、この生徒たちには、きっと楽しい学校生活が待っているでしょう。

合格おめでとう! そして、輝かしい未来への扉を開けた君たちにエールを贈りたい!