スペックにとらわれない学校選び

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

昨日、「プレジデントファミリー特別版」の取材を受けました。社会で活躍する力を育てる私立中高一貫校を特集した別冊版として、首都圏版、関西版の2冊発行する予定です。

取材に来たライターさんも、何校か学校に取材に行かれたとのことで、改めて私学の特色ある教育に感銘を受けているようでした。「学校は、外から見ていると差が分からないが、行って実際に見てみると、それぞれが全く違う教育理念と方針を持っているということが分かった」とおっしゃっていました。

私もその趣旨でインタビューに答えましたが、やはり、偏差値や大学合格実績などのスペックだけで学校を選ぶのではなく、それぞれの教育理念や特色、校風をちゃんと知って学校選びをすることが大切だということを受験生の保護者の方に伝えたいです。

偏差値は、模試でどれぐらいの成績を取っていればその学校に合格できるかというデータを示しているだけで、学校の評価ではありません。大学合格実績は、過去に卒業した生徒たちがどの学校に合格したかを示しているだけで、あなたのお子さんが入学して6年後にその大学に合格できるということを保証するものではありません。

冷静に考えればそんなことは当たり前なのですが、ついついそれらを学校の良し悪しと結びつけて考えてしまいがちです。
それより、その学校に入学してわが子が成長するか、イキイキと学校生活を送ることが出来るかということの方がずっと大事なことです。そういう目で実際に学校を見て、受験校を選んでほしいと思います。

詳しくはインタビュー記事を見てください。プレジデントファミリーの6月号およびその時期に発行されるプレジデントの定期購読者に同梱されるとのことです(詳しく載るかどうかは分かりませんが・・・)。