多崎つくるって鉄ちゃんなんだって

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

村上春樹さんの新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が昨日発売されました。世界的人気作家の久し振りの新作ということもあって、発売初日の午前0時から書店に行列が出来るというフィーバー振りでした。
TVニュースを見ていて、往年の人気ゲームソフト発売初日のような光景にびっくりしてしまいました。

50万部発行していたが、初日にさらに10万部増刷したとのこと。日本には、そんなに小説を読む方がいらっしゃったんですね。
活字離れ、出版不況と言われて久しいですが、発売まではタイトル以外すべて秘密という焦らし戦略がうまくいったようです。出版社の戦略にまんまとはまった感じですが、それでも皆さんが活字を読むということはいいことですよね。

私はまだ中身を読んでいないのですが、どうやら主人公の多崎つくるは鉄道会社に勤める鉄道マニアらしいです。鉄ちゃんの中でも駅オタクという分類があるらしく、意外とメジャーとのこと。よく分からない世界です。
真保裕一さんの「ローカル線で行こう!」も売れていましたから、出版業界も日本に何百万人もいると言われている鉄ちゃん取り込み作戦を始めたのでしょうね!