ねずみの魔法30年!

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

本日で東京ディズニーランド開園30周年だそうです。1983年といえば、バブル景気のとばくち、任天堂からファミコンが発売された年でもあります。日本国民誰もが浮かれ始めた頃です。懐かしいですね。

東京ディズニーリゾートには、開園以来5億6千万人以上の人が入場したとのこと。国民全員が平均5回訪れた計算になります。私は平均以下の回数しか行ったことはないのですが、他のテーマパーク、遊園地とは違った魅力があるのでしょうね。入場ゲートをくぐった瞬間に魔法がかかったように笑顔になる子どもたち(大人も?)の姿が印象的です。

ミッキーマウスやドナルドダックの魅力は、私はよく分かりませんが、マネジメント研究上は、キャスト(従業員)のホスピタリティの素晴らしさが魅力につながっていると言われています。80%がアルバイトなのですが、マニュアルではない感動接客で顧客満足度を高めています。

ディズニーリゾートには、「SCSE」という行動規準があります。Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)の頭文字をとったもので、全キャストにとって、ゲストに最高のおもてなしを提供するための判断や行動のよりどころとなっています。全キャストは、入社時にディズニーフィロソフィー(哲学)を学ぶとともに、配属先でもトレーニングの一環として「SCSE」を学ぶそうです。

学校はサービス業ではありませんが、生徒や保護者の満足度をいかに上げるかというのは大切な視点です。教職員の行動規準を作ってみるのもいいかもしれません。
校門を入ると魔法がかかる。そんな学校、素晴らしいじゃないですか!