オールスター戦が終わりました

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

オールスター戦が終わりました。

と言ってもプロ野球の話ではありません。私学マネジメント協会主催の「管理職研修」のことです。オールスターというほどではありませんが、5時間の講座をコアネット教育総合研究所の4名のコンサルタントが分担して行います。1つの講座で4名のコンサルタントが登場するのは、年間を通じてこの講座だけです。なので、ちょっと大袈裟にオールスターと言ってみました。

参加する先生方から見たら大したことではないのですが、実は、ふだん全国の学校にそれぞれ飛び回っている4名のコンサルタントが集まって打ち合わせをする日程を組むのは至難の技なのです。それに、今年度から1名は神戸勤務。横浜と神戸をまたいでコミュニケーションをとらなければなりません。4名で分担すると決めたのはいいのですが、実際は結構大変でした。

でも、やって良かったです。今年は、大阪会場での開催でしたので、関西の私学の管理職の先生方と半日を一緒に過ごすことが出来ましたし、講座後のアンケートでも良い評価をいただくことが出来ました。

「私学の戦略的マネジメント」を全体テーマにしましたが、私が強調したのは、「オペレーション的問題発見」から「戦略的問題発見」への転換です。
学校のマネジメントにおいては、どうしても既存の枠組みを前提としたオペレーション的問題発見に終始しがちです。グローバル化も進みますます変化のスピードが増す社会においては、あるべき姿を自ら構想することが大切です。
日本が世界から見てガラパゴス化している上に、学校は日本社会の中でもガラパゴス化しています。勇気を持って今ある枠組みを取っ払って構想する戦略的問題発見に挑むべきだと思います。

私の思いをどれだけ伝えられたかは分かりませんが、参加してくださった学校の発展に少しでも寄与できたら嬉しいです。

参加してくださった先生方、お疲れさまでした!