I have a dream

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

1963年8月28日、ワシントンD.C.にあるリンカーン記念堂の周りには25万人の聴衆が集まっていました。その中で、マーティン・ルーサー・キング牧師が人種の平等を訴えました。
「私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。・・・」

それから半世紀。米国では高校を卒業する黒人は25%から85%まで増加しました。米国で生まれる子どもは既に非白人が白人を上回っています。2009年には黒人の大統領が誕生しました。法律上は人種による差別はなくなりました。

でも、実際は差別はなくなっていないといいます。雇用、教育、収入など、データ上はまだまだ差があります。

リンカーンから150年、キング牧師から50年。まだまだ夢の途中です。

翻って、日本は移民の方が少ない国です。しかし、これからは増加していくと思われます。多様な文化、多様な価値観が混ざり合う社会になることは確実です。同質な人々だけで生活していくことに慣れている我々は、このグローバル化に真剣に向かい合う必要があります。

I have a dream.
様々な文化や価値観を持つ人々が互いに尊重し、認め合うことで、平和で安寧に暮らせる社会が続くことを。