無印良品は仕組みが9割

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

1980年、無印良品は、「わけあって安い」というキャッチコピーで始まりました。ブランドがないから安いという西友プライベートブランドとしてスタートしたのです。
しかし、そのシンプルなデザインは若者の間で人気が出て、「ノーブランドというブランド」を作り上げ、バブル経済崩壊後の不景気でも好調な売上をあげていました。
しかし、経験主義の放漫経営が祟ってか、2001年度中間期に38億円の赤字を計上してしまいます。この会社はもうダメではないのかと囁かれたとき、社長に就任したのが現会長である松井忠三さんでした。
そして、松井社長のもと、V字回復を実現し、2005年度には156億円という過去最高の経常利益をあげるに至りました。

松井社長は何をしたのか?

リストラや早期退職による人件費削減、不採算部門からの撤退、資産売却ではありません。簡単なことです。マニュアルを作ったのです。
マニュアルとは、業務の仕組み作りです。経験や勘に頼らない仕事をする組織を作ることです。仕組みは、社員の意識を変えます。社員のモチベーションを向上します。そして、組織の風土が変わります。結果、生産性が急上昇し、利益体質を取り戻したのです。

さて、その詳しい内容は・・・
そうです。私学マネジメント協会定例セミナーに松井忠三さんが登場します。6月24日(火)18:30〜20:30、アビタス新宿にて講演会が開かれます。→詳しくはこちら
協会の会員校の先生方はもちろん、非会員の方でもどうぞ。

マニュアルだけでV字回復するのか!?
疑問に思った方はぜひ!!