東京純心女子学園創立50周年記念式典

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

先週の土曜日、学校法人東京純心女子学園の50周年記念式典にご招待いただき出席してきました。このような式典にお招きいただくといつもブログを書いているので、なんだかシリーズのようになってきました。

この日は、八王子駅南口にあるオリンパスホールというとても大きなホールで式典が開催されました。中高の生徒のみならず大学生も出席し、保護者や来賓なども合わせると、相当多い人数で盛大に行われました。

来賓の祝辞のあとに生徒、学生の挨拶もあり、とてもハキハキとした明るく快活な話し振りに感心しました。
圧巻は、中高の吹奏楽部の演奏に合わせ、中学高校の全生徒、大学の合唱団、合わせて700〜800百名が一緒に歌う「ハレルヤコーラス」。大ホールいっぱいに明るい歌声が広がり、感動しました。

東京純心女子学園は、1964年に高等学校、1967年に短大、1986年に中学校、1996年に大学が設立された、中学校から大学までの総合学園です。
もともとのルーツは、1934年に長崎に創立された長崎純心聖母会という教育修道会です。長崎で多くの生徒・職員が被曝するという辛く悲しい経験を乗り越え、今や長崎や鹿児島をはじめ、全国にたくさんの教育施設を擁する教育・福祉グループになっています。

私は、10数年前に初めて訪れて以来、とても好きな学校の一つです。カトリックの精神に基づき、学力だけではなく、女性として欠かせない賢さと優しさを備えた感性を育てることに力を注いでいる学校です。実際に生徒に会うと、そのことがすごく分かります。オーバーオールの制服にベレー帽。姿もかわいいですが、礼儀正しく、心優しさがとてもよく伝わってきます。

なぜこんなにも心優しい生徒が育つのかというと、先生方もとても優しい方が多いからだと思います。柄の悪い私などが学校を訪れると、なんだか場違いなのではないかと思うぐらい優しく温かく愛に満ちた学校です。

創立者の江角ヤスさんがこんな言葉を残しています。
「マリアさま、いやなことは、私がよろこんで」
これが心優しく献身的な生徒が育つ秘密なんですね。


主賓の一人は、駐日ローマ法王庁特命全権大使ジョセフ・チェノットゥ大司教閣下。肩書を聞いただけで偉さが伝わってきます。


全校生徒によるハレルヤコーラスは圧巻。生徒はみんなベレー帽ですよ。


記念品でいただいた人形。のように見えますが、実はUSBメモリでした。