鹿児島にて平和を祈る夏

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

終戦から69年が経ちました。

ある高校から依頼を受けた校内研修の講師を務めるため、先日、鹿児島県を訪れました。

鹿児島に行ったら是非訪れたい所がありました。
知覧にある特攻平和会館です。

奇しくも、8月6日の暑い夏の日でした。鹿児島空港で借りたレンタカーを駐車場に停めた私は、降り注ぐ蝉しぐれの中を平和会館へと足を進めました。

知覧は、太平洋戦争末期、陸軍の特攻基地が置かれた町です。そして、この特攻平和会館は、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示してある施設です。当時の真情を後世に正しく伝え、二度と悲劇が繰り返されぬよう、戦争の悲惨さ、平和・命の尊さを教えてくれます。

平和会館に一歩足を踏み入れると、すぐに特攻隊員の方の遺影と家族にあてた遺書が展示されています。
ゆっくり見ようと思って入ったのですが、数秒で涙が溢れて、それ以上見ていられなくなりました。

悲しすぎます。
戦争が終わってから生まれた世代ですが、なぜこのような戦争が起こったのか、二度と起こさないためにはどうすればいいのか、一所懸命考えていきたいと思います。

戦後69年が経ちました。
戦後が100年、200年続くことを願います。