ゴールデンウィークは受験生にとっても黄金週間!

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

今日は、ゴールデンウィーク後半の初日です。高速道路や新幹線の下り列車は大混雑のようです。
でも、受験生はゆっくり休んでいる暇はありません。近年、中学受験や高校受験の学校選びの時期が早まっています。以前は夏休み中の合同相談会や受験フェアが賑わっていましたが、いまは、この時期のイベントにたくさんの受験生が訪れるようになりました。

今日(5/2)は、川越で「埼玉西部私立中高一貫11校フェスタ」が行われています。主に西武線東武東上線沿線の私立中高一貫校が一堂に集まる相談会です。朝からたくさんの受験生と保護者が訪れて、会場はいっぱいです。相談ブースも待っている人で列ができるほど。

この相談会では、学校の個別ブース以外に、ミニ体験授業が行われています。午前中に行われたのは、西武台新座中学校の「英語の種蒔き」という授業。30名ぐらいの小学生の前で、同校の仲丸裕康先生が、英語の発音練習の授業をしました。

授業では、巨大な歯と唇の模型を使いながら、英語独特の舌や唇の動き、息のはき方などを指導していきます。小学生たちも元気に大きな声で発音しながら英語の学習をしていました。仲丸先生のユーモアあふれる授業に、小学生たちの笑顔も絶えませんでした。

「英語では、日本人が普段使わない口の筋肉や息のはき方を使うから、ちゃんと練習しないと正しい発音ができないんだよ。」
「日本人独特の“音の出し方”が分かっている日本人の先生の方がきちんとした発音の練習には適しているんだよ。」
西武台新座中学校の発音から入る独特の英語学習法に、周りで見学していた保護者の方々も納得した顔でうなずいていました。

わずか40分間でしたが、小学生たちもちょっと英語の発音ができるようになりました。そして、英語に対する興味の芽がちょっと出てきました。まさに、「英語の種蒔き」ができたようです。

体験授業は、このあとも、大妻嵐山の理科、城西川越の算数と続きました。

学校を訪れずとも、各校の特長的な授業が体験できる合同相談会。まだ志望校を絞り切れていない受験生には良い機会です。これから秋にかけて、同様の相談会が各所で開かれています。受験生のみなさんは、ぜひ足を運んでみてください。