今年からリベラルアーツ・アイランドも始動。常に進化する山脇学園中学校・高等学校

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

8月27日に、山脇学園中学校・高等学校の「夏休み学校説明会」を見学させていただきました。学校説明会というタイトルになっていますが、実際にはオープンキャンパス形式で、授業を見学できたり、クラブ活動を体験できたりと、充実した内容のイベントでした。かなり多くの受験生が参加していましたが、みなさん満足してお帰りになったのではないかと思います。

山脇学園といえば、古い方は、みんな三つ編みの髪型をしていて礼儀や生活指導が厳しい真面目な伝統女子校のイメージが強いと思いますが、それは昔の話。近年は、「山脇ルネサンス」と称する学校改革で、学力向上に力を入れ、新しいことにも次々とチャレンジするエネルギーのある学校へとイメージも一新しています。
その代表格が、「サイエンス・アイランド(SI)」「イングリッシュ・アイランド(EI)」と名付けられた理科専門棟、英語専門棟の教室群です。

EIには、カフェ、フラワーショップ、薬局、銀行など英国の街並みを模したスペースがあり、ネイティブスピーカーの英語教員がホストとして常駐しており、ここでは日本語禁止。すべて英語でコミュニケーションが行われます。放課後は生徒に開放されていて、カフェでの自由英会話、ネイティブによる各種英語講座、シアターでの映画鑑賞などが毎日実施されているそうです。
帰国生の生徒の話を聞きましたが、この施設を見て、山脇学園への入学を決めたという人も多いようです。

今年度からは、SI、EIに続いて「リベラルアーツ・アイランド(LI)」も完成し、国語科や社会科のアクティブ・ラーニング授業が行われているそうです。

常に新しいことに挑戦している山脇学園。説明会に参加していても何だか期待感でワクワクしてきます。伝統女子校の改革の一つの成功例を肌で感じることができ、とても貴重な体験をさせていただきました。