熊本の復興を願って

こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

先日、熊本を訪れました。震災の復興支援として、ルーテル学院中学・高等学校にタブレット端末を寄贈しました。その贈呈式を学校で行ったのです。


タブレット寄贈の模様は熊本日日新聞に掲載されました(2016年6月30日朝刊)。
後列中央が林田博文校長、左が鶴山克郎教務部長、
前列右が元生徒会長の濱田麻里さん(高3)、左が現生徒会長の諌山桜花さん(高2)

この学校では、4月の大地震で甚大な被害がありました。築90年の歴史的建造物である校舎は、耐震補強工事をしてあるので、倒壊することはありませんでしたが、木製の天井が崩落したり、煙突が倒れたりと大きな被害がありました。修繕工事は急ピッチで進められており、もう直ぐ元のように利用できるようになるとのことです。


訪問した時はまだ校舎は工事中だった。
大きな地震は2回とも夜に起きたので、幸い生徒には被害はありませんでした。校長先生は、そのことだけが救いだったと言います。自宅が被害に遭った生徒は30人近くに上るとのこと。早く元の生活に戻れることを祈っています。

いくら自然災害で仕方がないとはいえ、子どもたちの学びは止めることができません。この学校では、新たな時代に向けたICT活用教育を手がけようとした矢先にこのような被害に遭ってしまいました。私たちの支援で少しでも前向きに学び進めるようになることを祈念してやみません。


熊本城の被害はニュースでは聞いていましたが、実際に見るとかなりひどい状況です。